SSブログ

2020年8月 山口県 下関市 豊北町 ホテル西長門リゾート [山口県]

「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」と言う書籍で紹介された、山口県の北西の果てにある小さな島に架けられた橋。
20200801_01
ちょっとガスってますが、それはきっと西ノ島が元気だから。
話が逸れた。
実際のところはどうなのかよくわかりませんが、もしかしたら山口県で世界的に有名なのかもしれない景勝地「角島大橋」。
綺麗な海と、その先に見える島。その景色を極力崩さないよう、シンプルに架けられた橋。その中を駆け抜ける爽快感が、訪れる人々を魅了しているのかも。

その絶景のすぐ近くに、西長門リゾートというホテルがあります。
このホテル自体は、角島大橋ができるずっとまえからある古いホテルで、角島が見えるオーシャンビューの露天風呂があり、立ち寄り入浴で何度か訪れたことはあるのですが、以前から一度泊まってみたいと思ってました。
綺麗な海と、角島大橋が見えるロケーション。ホテル前のプライベートビーチとプール。
泳ぐことにさほどこだわりはないですが、せっかくなので海の季節が良いなと思い、ちょっとコロナがまだ心配なんですが、6月の某日に思い切って予約しました。

角島に近いロケーションと、プライベートビーチのあるリゾートホテルだからでしょうか、夏休みの時期は、ほぼ全日満室になってしまうので、ご予約はお早めに。
週末なんて、早くても取れません。

場所は、南側から角島大橋へ続く道の、橋のちょっと手前で脇道へ曲がります。
20200801_02
曲がってちょっと道を下ると、もうそこに角島大橋が見えてきました。
おぉきれいな海と橋。
おっと、こんなところで止まってないで、ホテルに行かなくちゃ。
20200801_03
駐車場は、ホテルの裏側の、ちょっと丘になった所。ここからも眺めが良くて、なかなか先に進めません。
ホテルへは渡り廊下的な所を通っていきます。
20200801_04
せっかく撮ったので一枚。そういえば昔沖縄で泊まったリゾートホテルも、こんな色の瓦だったなぁ。海の色とよく合います。

20200801_05
ホテルに入って、フロントでチェックイン。
部屋へは14時からということで、ちょっと時間があったので、ラウンジとかをうろうろ。
ここからも眺めが良いです。

そして部屋へ移動です。
20200801_06
部屋への老化、じゃなかった廊下。まー良ー具合に老朽化してます。
今回ツインの洋室にしたのですが、部屋の場所がホテルのほぼ一番端っこで、フロントから遠く結構歩きました。
後で外から見てわかったのですが、どうやら洋室は端っこに配置されてる様子。
20200801_07
ベッド。建物は古いですが、内装はがんばっている感じです。
クローゼットが、写真の左のベットの、左壁側にあったので、ベッドわきの狭いスペースから使わなければならず、ちょっと不便。
あ、クローゼットは広くてスペース的な不満はなし。
浴衣のMとLが置いてありました。それより大きいサイズが2つほどあるそうで、必要な場合はフロントまで。
クローゼットの中に金庫あり。
20200801_08
ベットの隣のソファー。リラックスするなら和室の方が楽よねって思ってましたが、広いスペースに大きなソファーがあって、これはこれで寛げてよかったです。
20200801_09
部屋の入り口すぐのスペースに冷蔵庫、ポットなど。氷水の入ったピッチャーが用意されていました。
グラスじゃなくて紙コップなのは、コロナ対策かしら。
この両脇に、トイレと、洗面・バスルーム。
20200801_10
トイレは、はめ込みのユニット。たぶんリフォームしたんでしょうね。
段差があって、出入りが面倒。
ウォシュレットはかなり古いものでした。
20200801_11
洗面。こちらもなかなかレトロ。リゾートホテルと言うよりは、どこかの古い旅館みたい。
20200801_12
バスルーム。古いけど、広くてまぁキレイ。
大浴場があるので、海の後シャワーを使ったくらい。
シャワーを出すハンドルが特殊なので、説明をじっくり読むことになると思います。
私はなかなか理解できなかった・・・。
DSC02273
部屋のバルコニーから。角島大橋も見えます。
DSC02274
部屋の正面前方にはプールと海。
部屋の海側は、ほぼ全面窓なので、眺めは良いけど、外からも丸見えです。
この部屋は、すぐ前に人が来ることはないのですが、遠目ですがプールからはまあ見えるだろうから、場合によってはカーテンを閉めないといけないです。

部屋をざっと堪能したら、さっそく海へ。
基本、部屋から水着で出て行って良いそうですが、ホテル内では上は何か羽織ってくださいとのこと。パーカーとか脱ぎ着しやすいTシャツがあるとよさそうです。ラッシュガード着てればそれでOKなのかしら。
ちなみに日帰り海水浴客用に、別棟にロッカーと更衣室があるそうで、そっちを使ってもよいそうです。
こういう海で泳げるホテルで悩むのが、泳ぐときに、部屋の鍵はどうしたらいいんだろうかと。まぁ、フロントで預かってもらうのが良いんでしょうが、ここは(今回泊まった部屋から)フロントが遠いし、海への出入り口とフロントが違う場所なので、水着姿ではフロントに行きづらいです。
かといって、カギを手荷物にいれて、ビーチに放置して泳ぐもの気が気じゃないです。
手首バンドのカギのロッカーがビーチの近くにあると良いなと常々思うのですが、そういう気が利いたところは今のところないです。
利用者の気持ちとしては上記の通りなので、何か良い方法がないか、リゾートホテルの皆様、何か考えてください・・・。
ちなみに、今回は、水着にジッパー付きのポケットがあったので、カギをビニール袋にいれて、ポケットに入れて泳いでました。うふ。

20200801_13
外からラウンジを見た写真。ホテルの入口・フロント・ラウンジは3階になります。
ラウンジの脇にビーチ側への出口があって、それがこの写真の階段の上です。
ビーチへはここからも出られますし、1階、この写真の左手辺りにも出入口があります。
客室からは、1階からが便利だと思います。足を洗える所もあるので。
DSC02279
海側から客室。
ご覧の通り、どの部屋も大きな窓で、景色の良さは変わらなさそうです。
今回泊まった部屋は、この写真の一番奥手の方です・・・。遠そうでしょ。
が、手前の方の客室だと、窓の前を人がうろうろするので、ちょっと落ち着かないかも。
DSC02281
海の手前にプールがあります。宿泊者は自由に泳げます。
ファミリーと小さい子供が多かったので、今回はプールはパス。
DSC02282
そして、ビーチ。
ホテルのプライベートビーチです。
海きれい。橋もばっちり見えます。
泳いで良いエリアがロープで囲ってあります。
そこから出ようとすると、ライフセーバーに注意されます。ちゃんと見ててくれてるので、その辺は安心して遊べます。
バナナボートとか、マリンスポーツもできるようです。
この日はちょっと風があって、波も強い感じでした。日によって違うのかな・・・。
たぶん、ちょうど満潮だったらしく、砂浜の部分が狭くて、どこに荷物を置こうかちょっと悩みました。
砂浜のちょっと上の段の草むらによさそうな場所があったので、手荷物はそこに置いて泳ぎました。
ビーチチェアが置いてあったので、それを持って行ってもよかったのかも。
あと、上の写真、手前の海底が黒いですが、これ、石です。
ビーチは砂浜なんですが、海底は石がごろごろしてる場所が結構多いです。
そして、けっこう遠浅なので、足が底にあたります。
なので、マリンシューを履いて泳ぐのがお勧めです。
16時頃、ちょっと休憩でプールの辺りまで戻ったら、スイカのサービスがありました。
気が利いてます。おいしかった。
DSC02286
泳ぎ終わって夕方のビーチ。
天気が良ければ夕焼けが見られます。この日は水面近くに雲が出てて、沈むところは見れませんでした。

晩御飯は、夕食会場で。まぁ、宴会場でしょうね。
プランによっては、ラウンジの横にあるレストランになるみたい。
不思議だったのが、夕食会場への行き方。
フロントの先へ進んで、一度階段を上ってから、また降りる。
なぜ真っすぐ行ってたどり着けないんだろう。不思議な建物構造です。
DSC02287
海に向かって並べられたテーブルに案内されました。
2人だとこうなるみたい。この左手側には家族用の大きなテーブルがありました。
DSC02288
おしながき。お、けっこういろいろあります。
すでにテーブルに並べられた物の他に、まだまだ出てきそうです。
DSC02290
二種盛りと茶そば。
二種盛りの右の緑の器のやつ、盛られてから時間が経っていたんでしょうね、若干乾燥してました・・・。
DSC02291
まだ火が通ってませんが、豆乳鍋と、さんまの広島菜巻。これちょっと変わってましたが、おいしかった。
豆乳鍋は、ちょっと煮過ぎてしまったのか、鶏肉が固くなってしまいました・・・。
DSC02292
お刺身四種盛り。さすが海の物はおいしいです。
ウニを期待していたのですが、出てこなくてちょっと残念。
DSC02293
鰈西京焼き。添えられてるきゅうりの漬物もおいしかったです。
DSC02295
小河豚の唐揚げ。下関って感じですね。
DSC02296
そしてご飯。
DSC02297
デザート。シルキーコッタと言う、初めて聞く食べ物。
ぷるぷるで絶品。上の夏みかん?もおいしかった。

食事の後は、夜の角島大橋を。
DSC02300
夜はビーチで花火もOKで、フロントで、バケツ・ライター・懐中電灯のセットが貸してもらえます。
DSC02261
花火はホテルの売店でも売ってます。意外と種類が豊富で、値段もお手頃でした。
ただ、ビーチは風が強くて、点火するのがちょっと大変でした。何かしら火をつけやすくする準備をしておくと、より楽しめると思います。

あと、お風呂。
20200801_14
写真はホテルのサイトから拝借。
ご覧の通り、お風呂も絶景です。方角的に、橋は見えないのですが、きれいな海と角島を眺めながらお湯に浸かれます。

そして、翌日、朝。
DSC02307
部屋のバルコニーから、朝の眺めです。
あ、バルコニーなんですが、基本、隣の部屋から丸見えです。

そして朝ごはん。
DSC02309
夕食と同じ場所です。和定食なのですが、ごらんの品揃え。
お腹いっぱいになりました。
残念なのは、テーブルにおひつでご飯が用意されていたのですが、けっこう時間が経っていたらしく、すこし冷めてて、ちょっとパサついてました。
DSC02322
朝食の後、ちょっとビーチを散策です。
DSC02324
朝はラウンジで無料コーヒーのサービスがあったので、ちょっとのんびり。
DSC02325
今回、宿泊者に下関市内のお土産屋などで使えるクーポンがもらえました。
西長門リゾートでは、売店では使えないけど、ラウンジでは使えるそうです。
って、後で知りました。
売店でお土産買うときに使えなくてがっかり。
ラウンジでケーキ食べればよかった・・・。

と言う感じの、西長門リゾートでの滞在でした。
景色が良くて、海水浴も楽しめて、温泉も入れて、良い感じのリゾートステイでした。
ちょっと時間的に充実というか、慌しかったような気もしますが、連泊でゆっくりすごせたら最高ですね。
ビーチはチェックイン前後も利用可能らしいので、その辺も活用したらもっと楽しめそうです。

今回、おひとり様2万円のプランで宿泊したのですが、プール・ビーチ・温泉を考慮したとしても、正直、その値段のクオリティに達していないと感じました。
食事の内容は、不満はないですが、取り立ててすごいところも感じられません。
時間が朝食も夕食も時間がいくつかに分けられていたのですが、どうも準備は全部一度にやっているらしく、遅い時間を選択すると、それだけ料理が劣化してしまっています。
おひつにご飯を入れて、時間が経ったらさめてしまう、この当たり前のことがわかってないって、ちょっと絶望します。この価格のホテルがやることではないです。
夕食も、ご飯・デザートの前までの料理を出した直後に、「ご飯をお持ちしてもよいですか?」って聞くのはちょっとおかしい。さっさと作業を終わらせたい事情が丸見え。お客の食事の状況をみて判断するのがサービスっていうものだと思うし、言うなら「後、ご飯とデザートをお持ちしますので、お申しつけください」だと思うんですが。
事情は分かるけど、自分たちの都合を優先しすぎ。サービスの質を落としていることに気が付かないのかしら。

あれですね、この絶景のロケーションに、この規模のホテルは西長門リゾートしかないので、競争の原理が働かないんでしょうね。
競合がいれば、価格とサービスと、両方を高めていく努力がなされていくんでしょうが、いまのところそれがないからでしょうね。サービスが磨かれていないのは。
夏は良くても冬がどういう状況なのかわからないので、もしかするとその辺はいろいろ大変なのかもしれませんが。

いろいろ書きましたが、基本的には充実して楽しめたのでよかったです。
ただ、他と比べるとね・・・。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。