2014年3月 大分県 別府市 明礬 別府温泉保養ランド [大分県(別府市)]
泥湯で有名な、別府温泉保養ランドに到着です。時刻は14:00。
ここはテレビ番組でもよく取り上げられる、有名な温泉です。
別府でも珍しい、泥湯の温泉です。
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場所は国道500号線沿い。
建物と駐車場は国道から脇に入ってちょっと行った所にあるので、若干分かりにくいかも。
国道から入った所。左手が駐車場、右手側に建物があります。
保養ランドの建物。写真だとそこそこきれいですが、実際にはかなり古い建物です。
入口の様子。温泉の説明と、入浴時間、料金等々が書いてあります。
営業時間は9時から20時。
料金は大人1050円です。
入口を入った所。ここで靴を脱いで、下駄箱に置いてあるサンダルに履き替えます。
下駄箱は、鍵が掛からないタイプです。
受付でお金を払って、チケットを受け取ります。
チケットはお風呂の入口で必要なので、捨てないように。
受付近くにコインロッカーがあります。100円でノーリターン。
脱衣場には鍵の掛かるロッカーが無いので、貴重品等はここに入れていきます。
こういう張り紙もありますので、ご注意を。
受付の奥には、ちょっとした休憩所と、さらに奥に食堂があります。
食堂は宿泊者用かと思われます。
温泉への通路。
受付から通路を歩いて、温泉に向かいます。けっこう距離があります。
建物の外に出て、さらに通路は続きます。
この先に、温泉施設の建物があります。
中にはいると、広ーい畳の部屋があって、テーブルがいくつか置かれていて、休憩所のようになっています。
写真左手の窓口に係の人が居て、そこで受付でもらったチケットを渡します。
ここのおいちゃんは、基本愛想がないです。1050円も払ってるのになぁ。
窓口隣の入口から、脱衣場へ向かいます。途中にトイレがありますが、かなりノスタルジックな感じなので、できればここに来る前に済ませておきたい感じです。
えーと、ここから先は男湯ベースの話になります。
男湯の入口を入ると、すぐ脇に内湯の入口があります。浴場への扉はありません。
この場所に脱衣棚がありますが、奥にも脱衣所がありますので、奥に進むことをオススメします。
入口のすぐの場所は、人が通るし、床が濡れてるので。
奥の脱衣所はこんな感じ。木の棚があるのみです。
なので、貴重品は先程のコインロッカーに入れておく必要があります。
基本、セキュリティはゼロのようです。建物側にも監視カメラのような物はないし、定期的に係の人が巡回している様子もないし。日本ってすばらしい。
さて、お風呂についてです。
内湯は男女に分かれていますが、露天は混浴となっています。
内湯はコロイド湯と泥湯、露天に滝湯と泥湯が2箇所。
あと、男女別の蒸し湯(スチームサウナみたいな感じ)があります。
写真はサイトから拝借。
脱衣場からすぐの所にある、内湯のコロイド湯。
泥湯ではないですが、濁ったお湯です。
すごく熱いので、長く浸かって居られないと思います。
コロイド湯からの出口は2箇所あって、入口に近い側の出口は内湯の泥湯、その反対側の出口は露天の滝湯に続いてます。
滝湯は写真がなかったので、文章のみで。
コロイド湯から外に出て、建物に沿って少し歩くと、石で作られた堀のような浴槽の温泉があります。
お湯はコロイド湯と同じような感じで、濁りのあるお湯です。こちらの温度は普通くらいだと思います。
男湯のコロイド湯の出入口に近いのですが、ここは混浴となっているようです。
でも、ここに女性が来ることはまずないかと思います。
滝湯の先に、蒸し湯の小屋があります。蒸し湯は男女別それぞれの建物があります。
温泉の熱と蒸気を利用したスチームサウナで、けっこう熱いです。温泉のにおいもするので、人によっては合わないかも。
足下が悪く、薄暗く、蒸気でほとんど周りが見えないので、ご注意下さい。
扉など釘が飛び出している所があったりします。
滝湯から先に進むと、露天の泥湯ですが、先に内湯の泥湯の説明を。
コロイド湯のもう一つの出入口から、内湯の泥湯に繋がっています。
こんな感じ。でもたぶん、これは女湯の方かと思われます。
温度は天然温泉なので安定していないようですが、この日はぬるめで長く浸かってられる温度でした。
底に泥が溜まっていて、ぬるぬるして遊べます。
竹で区切られた領域付近にたくさん泥が溜まってます。
ここは屋内なので、屋外の泥湯に比べて、砂や枯れ葉などがあまり混じっていません。
浴槽ヨコの石の床の通路は、狭くて滑りやすいのでご注意を。
上がる際は、脇にあるシャワー?(お湯が出る蛇口)で泥を洗い流すよう書かれています。
そして、露天の泥湯。広ーい池のような露天風呂があります。
混浴ですが、いちおう真ん中で男女に仕切られています。
男性は内湯の出入口から泥湯まで歩いて来なければなりませんが、女性は建物から直接ここの泥湯の中に出てこられるようです。
この日はここの泥湯はちょっと温度高めで、泥も少なめでした。
泥は場所によってたくさんあったり少なかったりするので、たくさんある場所を探して下さい。
基本、人がこなさそうな所にたくさん溜まってます。
露天風呂は基本日陰があまりありません。
天気の良い日は、紫外線に注意です。
この日もとても天気が良く、真っ昼間の時間帯だったので、ほんのり日焼けしてしまいました。
露天の景色を楽しむのには、昼の明るい時間が良いのですが、日差しの強い季節の場合は、夕方ぐらいが良いかもしれません。
露天にはもう一箇所、泥湯があります。
上の写真の左手側になります。
上の写真の泥湯の半分くらいの大きさですが、温度が幾分低めで、ゆっくり浸かることができました。
この日はこちらの泥湯の方がたくさん泥があって楽しめました。
テレビや写真で泥を体に塗っているのをよく見ると思いますが、泥自体は柔らかい粘土のようにぬるっとしているのですが、砂や枯れ葉などの不純物を含んでいることが多く、あまり強く肌にこすりつけると痛いです。
泥を体に付ける際は、乗っける感じで、こすらないようにした方がいいです。
顔や髪の毛には泥を付けないよう、注意書きがしてあります。
毛に泥が付くと、なかなか落ちないし、そもそも泥を十分洗い流せる設備が無いので、髪の毛には気を付けた方が良いです。
お湯はイオウを含んでいるのですが、お湯に浸かっているときはさほどにおいは気になりませんでした。
でも、家に帰ってから服のにおいを嗅ぐと、しっかりイオウの香りが感じられます。
脱衣場の設備、イオウのに臭いが付くことを考慮して、服を選びましょう。
さて、ここからいろいろ注意事項。
まず、アメニティー類はまったく置かれていません。
そもそも、石けん・シャンプー類の使用が禁止されています。
また、まっさらなお湯が出る場所がありません。
たぶん全部温泉水。
シャワーは無く、全部蛇口です。
最終的に脱衣所の手前にあるコロイド湯で泥を落として上がるわけですが、蛇口から洗面器にお湯をためて、それを体にかけて洗うしかありません。
これがなかなかめんどくさいです。
よーく洗わないと、毛に絡まった泥や砂は、なかなか落ちてくれません。
適当に済ませると、泥をお持ち帰りすることになります。
また、体も良く流しておかないと、体が乾いたときに、白く泥が浮いてきます。
タオルを持って入浴しますが、泥が付くとなかなか落ちません。
捨てても良いタオルにしておくのが無難です。
お風呂の設備は全体的に、バリアフリー非対応です。
どこもかしこも足場が悪いです。
特に露天の泥湯への階段。ヘンにごつごつしてて、お湯の中が見えないのもあって、とっても危険です。
通路も狭かったり、でこぼこしてたり、滑りやすかったりします。
なので、基本、足腰がしっかりしていないと、利用できないと思われます。
ドライヤーは有料です。3分100円。えーっ。
泥湯の受付前休憩所の片隅に設置されています。
ここでは瓶牛乳なども売っていますが、おっと財布は遠く離れた玄関側のコインロッカーの中だった。不便すぎ。
あと、施設の人たちが無愛想。
いろんな意味(設備面、対応面)で、サービス精神ゼロです。
いろんな温泉がたくさんある別府でも、泥湯はここしかありません。
なのでここに来るしかありません。
温泉はサイコーですが、施設はサイテーです。
私は何度か来てますが、その辺心得た上で、泥湯を楽しんでいます。
宿泊もできまが、ちょっと泊りたいという気持ちにはなれません。
はじめての方は、心の準備をして行って下さい。
でも、どうか経営者が変わってくれることを願うばかりです。
・別府温泉保養ランド
http://hoyoland.webcrow.jp/
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